一方、マルガリーテ・シュタイフ女史は、手足が不自由で車椅子での生活という私との共通点が有るが故に、女史の存在をより身近に感じられ、その素晴らしさを私なりに少しでも伝えられたらと思うのです。100年以上も前に、みんなの協力を得ながら、ベアの工場を作るだけでも大変な中、工場全体にスロープを巡らすなどして、自らが直接テディベアの創作活動に携わっただけではなく、その作品に妥協しなかった姿勢に、揺るぎない信念とエネルギーを感じ、また共感を覚えました。 写真

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